映画『SING / シング:ネクストステージ』から、日常やビジネスでも使える選りすぐりの便利なフレーズを紹介!
『SING / シング:ネクストステージ』(原題:Sing2) では、主人公ムーンと仲間たちがショービズ界で成功を目指して活躍するポジティブなサクセス・ストーリー。作中では、友達や仲間と使える表現のほかに、仕事でも使える表現がたくさん使われています。
try out for を得るための競争に加わる、(選抜テスト、オーディションなど) を受ける
Moon : Could you at least give us a chance to try out for your boss ?
ムーン : せめてボスに見せるチャンスをもらえませんか?
at least 少なくとも、せめて
ムーンがショウビズ界の巨大企業、クリスタル・エンターテイメント社のオーディションを受けさせてもらえるようお願いしている時のセリフです。実力が足りないと一蹴したスカウト担当者に、なんとか参加させてもらえるよう頼んでいます。
「try out」は、「~を試してみる、使ってみる」という意味のイディオムです。米国では、「try out for ~」で、「~を得るための競争に加わる」という意味もあり、
try out for a baseball team (野球チームの入団テストを受ける)
try out for a new position (新しいポジションを得るための競争に加わる)
のように使われます。
映画では、「give us a chance try our for your boss」という使い方で、「ボスに見せるチャンスをもらえませんか?」とお願いしています。
have second thoughts 考え直す、二の足を踏む
Johnny : I’m sorry, but I’m really having second thoughts about this.
ジョニー : 言いにくいんだけど、もっとよく考えた方がいいんじゃないかな。
「have second thoughts」で、直訳すると「2回目の考えを持っている」ですが、一度決めたことを考え直している時に使えるフレーズです。
進行形の「having」にすることで、今、迷っていることを表現できます。
映画では、断られたにも関わらず強引にオーディションを受けに行こうとするムーンに対し、ジョニーが迷っていることを伝えているシーンです。
また、過去形にすることで、「考え直した」のように使うことができます。
We had second thoughts and decided to cancel this trip.
(再考の結果、この旅行はキャンセルすることにした。)
このほかにも、『SING / シング:ネクストステージ』では、ネイティブが使う生きた表現がたくさん使われています。可愛い動物のキャラクターとおしゃれなヒット曲満載の映画で、楽しみながら、便利な英語のフレーズを身に着けましょう!